SNSマーケティングの基本とは?
ここでは、SNS(social networking service)を使ったマーケティングについて基本的なことを一つ述べておきたい。
結論からいうと、SNSを使ったマーケティングで留意しておきたい点は、利用しているユーザーの年齢層を意識して、マーケティングを行う必要があるということである。
なぜかというと、各SNSによって利用しているユーザーの年齢層に偏りがあるため、選択するSNSを間違えると、ターゲットと異なる年齢層にマーケティングを行い、マーケティング効率を下げてしまう恐れがあるからである。
それでは、各SNSの年齢層を大まかにみてみよう。
わかりやすく大まかに分類したので、あくまでも参考として見ていただきたい。
各SNS利用年齢層
まず始めは、Twitter(ツイッター)である。
Twitter(ツイッター)は、ニックネーム(ハンドルネーム)でも登録が可能で、高校生でも気軽に利用できるため、高校生から大学生など学生を中心とした10から20代の利用が多いようである。
これに対して、Facebook(フェイスブック)は、本名での登録が必須のため、Twitter(ツイッター)よりもビジネスライク(名刺代わり、自己紹介的、履歴書的)な利用が多いため、学生よりも社会人の20から30代の利用が多いようである。
一方、LINE(ライン)は、TwitterやFacebookのようにインターネット上に開かれたオープンなSNSではなく、メール代わりに利用されている個人的なクローズドタイプのSNSのため、10から50代までどの年齢層にも万遍なく利用されているようである。
最後に、Instagram(インスタグラム)は、芸能人、女優、モデルの利用が多いため、言うまでもなく、女性、特に20から30代の独身女性に多く利用されているようである。
上記をまとめると下記のようになる。
SNS利用年齢層
- Twitter(ツイッター):10~20代
- Facebook(フェイスブック):20~30代
- LINE(ライン):10~50代
- Instagram(インスタグラム):20~30代の独身女性
以上述べたとおり、各SNSで利用ユーザー層に年齢的な偏りがある。
なので、マーケティングメッセージを効果的にターゲットへダイレクトに伝えるためにも、各SNSで利用ユーザー層に年齢的な偏りがあることを念頭に、SNSでのマーケティングを行うべきである。
SNSで広告を打つ場合の事例
上記で述べたノウハウを応用した例を挙げてみよう。
例えば、ビジネスホテルで、サラリーマンをターゲットにSNSで広告を打つ場合、どのSNSメディアが良いだろうか。
上記で述べた「SNS利用年齢層」を参考にすると、ビジネスライクで社会人の利用が多いFacebook(フェイスブック)が当てはまるだろう。
また、レストランで、学生をターゲットにSNSで広告を打つ場合、どのSNSメディアが良いだろうか。
上記で述べた「SNS利用年齢層」を参考にすると、ニックネール(ハンドルネーム)でも気軽に利用できるため学生の利用が多いTwitter(ツイッター)が当てはまるだろう。
さらに、道の駅などの土産品店で、若い女性をターゲットにSNSで広告を打つ場合、どのSNSメディアが良いだろうか。
上記で述べた「SNS利用年齢層」を参考にすると、20から30代の独身女性の利用が多いInstagram(インスタグラム)が当てはまるだろう。
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