スモールキーワードとは何か?

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自社の検索順位、高い?、低い?、無駄な努力をしないで、検索結果上位表示したい!

あなたは今、「自社のサイトがなかなか検索エンジンの上位に表示されない」とお悩みではありませんか?

実は、そんな難しい問題を解決できる方法があります。

それは、「スモールキーワード戦略」です。

スモールキーワード戦略を行うと無駄な努力をせずに今よりも検索順位が上がる可能性があります。

このページでは、検索エンジン上位表示の可能性を高めるスモールキーワード戦略の意味について解説していきます。

スモールキーワードとは?

スモールキーワード戦略のスモールキーワードとは、ユーザーがYahooやGoogleなどの検索エンジンで検索するキーワードの種類のうち下記に該当するものを言います

  • 三語からなるキーワード
  • 月間検索数1,000未満

関連として、他に、ビックキーワード、ミドルキーワードがあります。

ビックキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの関係を下記にまとめます。

ビック

キーワード

ミドル

キーワード

スモール

キーワード

キーワード数 一語 二語 三語
月間検索数 10,000以上 1,000以上

10,000未満

1,000未満
例1 ラーメン ラーメン

スープ

ラーメン

スープ

カロリー

例2 旅行 旅行

温泉

旅行

温泉

おすすめ

例3 東京 東京

祭り

東京

祭り

8月

上記表にありますように、キーワード数が一語で月間検索数が10,000以上がビックキーワード、キーワード数が二語で月間検索数が1,000以上10,000未満がミドルキーワードなります。

なぜ、スモールキーワードが、検索エンジン上位表示に役立つのか?

なぜ、スモールキーワードが検索結果上位表示に役立つのでしょうか。

それは、スモールキーワードは、ビックキーワードやミドルキーワードに比べて月間検索数が少ないものの、その分ライバルのサイトも少ないからです。

ライバルのサイトが少ないということは、相対的に検索結果上位表示の可能性が高まります。

ですので、スモールキーワードでページを作成するとは検索順位が上がる可能性があります。

一方、ビックキーワードやミドルキーワードは、確かにスモールキーワードに比べ月間検索数が多くアクセス数が多く見込め魅力的です。

しかし、月間検索数は多いのですが、その分ライバルも多く、相対的に検索結果上位表示は困難となります。

また、検索結果上位表示が困難な上に、検索結果の上位は順位がすでにほぼ確定されおり、今から参入してもそこに割って入るのは至難の業です。

例えば、ビックキーワードで検索し上位に表示されるサイトは信頼性が高い大手企業が締めているケースがほとんどです。

ですので、ビックキーワード、ミドルキーワードでの検索結果上位表示は、極めて難しくなります。

以上のことから、ビックキーワードやミドルキーワードでページを作成すると、スモールキーワードの時と比べ無駄な努力に終わる可能性が高まります。

スモールキーワードの実例

スモールキーワードが何かをご理解いただけた上で、今度は、実際に例を使って、ビックキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの関係を詳しく見ていきましょう。

上記表の例にあげた「ラーメン スープ カロリー」で見ていきます。

「ラーメン スープ カロリー」におけるとある月のビックキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードの掲載ページ件数と月間検索ボリュームとは下記表のとおりとなります。

ラーメン

(ビック

キーワード)

ラーメン

スープ

(ミドル

キーワード)

ラーメン

スープ

カロリー

(スモール

キーワード)

掲載ページ件数 約447,000,000件 約93,000,000件 約6,940,000件
月間検索ボリューム 約34,000,000回 約8,100回 約390回

掲載ページ件数で見ると「ラーメン」単独のビックキーワードでは4億4700万件です。

また、「ラーメン スープ」のミドルキーワードでも約9千300万件の掲載ページ件数があります。

しかし、「ラーメン スープ カロリー」のスモールキーワードの場合、約694万件まで掲載ページ件数が減ります。

ライバルの数がビックキーワードの約4億4700万件からスモールキーワードの約694万まで、実に約64分の1まで大幅に減ります。

確かに、月間検索ボリュームは減りますが、その分ライバルは減り、検索結果上位表示の可能性が高まります。

スモールキーワード戦略とは?

次にスモールキーワードを使ったスモールキーワード戦略について解説していきます。

スモールキーワード戦略は下記となります。

スモールキーワード戦略

  1. ライバルが少ないスモールキーワードに関連するページを作成
  2. 少ない月間検索数を補うためにその分ページを多数作成(=ロングテール戦略)

1.ライバルが少ないスモールキーワードに関連するページを作成

まず最初の「ライバルが少ないスモールキーワードに関連するページを作成」です。

ここでは、今まで述べてきたとおり、ビックキーワードやミドルキーワードに比べライバルが少ないスモールキーワードを使ってページを作っていき検索結果上位表示を目指していきます。

2.少ない検索数を補うためにその分ページを多数作成(=ロングテール戦略)

次は2の「少ない検索数を補うためにその分ページを多数作成(=ロングテール戦略)」です。

スモールキーワードは、ビックキーワードやミドルキーワードよりも月間検索数が少ないです。

そのため、ページ数を多くして、月間検索数の不足分を少しでも補って行くこととなります。

ですので、スモールキーワード戦略では、ページ数を多くして行くことが必要となります。

この月間検索数の少ないページを多く作って行く戦略を「ロングテール戦略」と言います。

ロングテール戦略は、下記のページで詳しく解説しています。ご存知でない方はぜひご確認ください。

ロングテールとは?事例、メリット、デメリット、企業戦略
「ロングテール戦略」を学ぶと、売れない商品を売る方法を知ることができます。

スモールキーワードは

このようにスモールキーワード及びスモールキーワード戦略を見てきましたが、これらは、裏技でも何でもなく、多くの検索結果上位表示に関する書籍で語られている一般的な方法です。

また、インターネット上でも検索結果上位表示に関する多くのサイトで解説されています。

スモールキーワード戦略は、ビックキーワードやミドルキーワードでの検索結果上位表示が難しい昨今、王道とも言える方法なのです。

まとめ

繰り返しとなりますが、このように、スモールキーワード戦略をマスターすると、下記のメリットを得ることができます。

  • アクセス数が少ないものの検索結果上位表示の可能性が高まる

ぜひ、スモールキーワードを、あなたの会社のWebマーケティングにご活用ください。

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