ダブルバインドの意味とは何か?
ダブルバインド(Double bind)とは、心理テクニックの一つで、相手に決断を迫る場合、とかく、無意識に用いてしまう、Yes、Noの判断ではなく、Aにするか?、Bにするか?、とすでに、Yesを得たものとして話の方向性をすり替え、相手からYesを得る方法である。
相手に、Yes(いるのか)、No(いらないのか)の判断を迫り、No(いらない)と言われれればそれまでであるが、ダブルバインドを用いて、Aにするか?、Bにするか?とすれば、どちらに転がってもNo(いらない)と言われる心配はない。
ダブルバインドの具体例
それでは、ホテル、レストラン業界で見られる実例を見てみよう。
従業員:食後にコーヒーはいかがですか?
お客様:飲もうかな?、飲まないかな?、やっぱりやめておこうかな・・・。
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ダブルバインドに変換
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従業員:食後のコーヒーは、ブレンドにしますか?、それとも、アメリカンにしますか?
お客様:ブレンドにしようかな?、アメリカンにしようかな?、今日はブレンドの気分だなあ・・・
ダブルバインドにチャレンジ!
このように、言葉遣いにちょっとした工夫を加えるだけで、単価アップが可能である。
お金をかけずに売り上げアップが可能である。
実際の営業での、接客、チラシやPOPなどの広告などでも利用可能であるので、ぜひ、参考にしていろいろなシーンであなたの施設、お店でも応用してみて欲しい。
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