USPとは
USPとは、Unique Selling Proposition の略。
- Unique=他にない
- Selling=売る
- Proposition=提案
一言で言えば、「他社にはない自社オリジナルのセールスポイント」のことである。
ここでポイントは、単なる「セールスポイント」ではなく、「他にない」、「ユニーク」(Unique)な提案ということである。
なぜ、USPが必要なのか?
競争が激しい現代の市場で、他社との差別化を図るための戦術の一つとして、USPが必要である。
USPのメリット
自社の「セールスポイント」を短く一言で、シンプルにわかりやすく伝えることで、お客に自社の商品、サービスを理解してもらうことができ、他社との違いを一瞬で明確にすることで、販売につなげることができる。
スマートフォンの普及等で、とかく、情報過多と言われれいる現代、お客はどの商品を選んでいいのか分からないし、他にもやることがあるので、考えたくないのだ。
それだけに、他社とは異なる自社の商品、サービス内容を瞬時にお客に伝えることができるUSPは有効である。
USPの事例
USPの事例として有名なものは、下記のピザ宅配店「ドミノピザ」の例が知られている。
「焼きたてのアツアツのピザを30分以内にお届けいたします。もしそうでなければ、代金はいただきません」
また、星野リゾートが経営するアルツ磐梯スキー場にある磐梯食堂では、下記のようなメニューを提供している。
ひと口食べて満足いただけなければ料金全額返金をする 「美味しさ保証付カレー」
参考:星野リゾートは「価値保証」で顧客満足を徹底化する(ダイヤモンド・オンライン)
さらに、和歌山県にある「休暇村紀州加太」では、2016年夏に下記のような宿泊プランの販売を行った。
宿泊プランを利用し、ときめかなければ宿泊代金を返金する「ときめき保証プラン」(1日1組2名限定)
参考リンク:休暇村紀州加太
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